1964(昭和39)年3月、当時は柏木という地名の現新宿区西新宿にて創業。以来高層ビルが林立する現在までの社会・世相の変貌を見つめながら出版活動を続けてきた。
当初より人間を総合的にとらえる人間学としての科学に寄与する書物の刊行を意図し、小部数出版の道を歩みつつ53年、哲学・心理・教育・社会福祉・保健・医療・社会学などの分野にさらに生物学・農学を加え、総発行点数は900点を越え今日に至っている。
きょうの1冊
フレーベル教育学入門
生涯と教育思想
豊泉清浩 著
長年、フレーベルについて書き進めてきた論文をまとめて、先に『フレーベル教育学研究』を著わしたが、専門的な内容が多く、また、フレーベルの生涯についての記述が断片的となり、全体が見渡しにくい。
そこで、彼の生涯についての記述をまとまりのあるものにし、前著の解説書ならびに入門書としての性格を持つ書を構想することにした。
本書の第一部では、フレーベルの生涯について、生い立ちから青年時代へ、そして学園の創設と挫折、遊具の開発、幼稚園の創設と普及、幼稚園禁止令といった流れを、彼の心の葛藤と不屈の精神に焦点を当てて描いた。
第二部では、フレーベル教育学について、『人間の教育』における教育原理、学校構想から幼児教育へ、幼稚園の構想、父性と母性、フレーベル主義幼稚園の展開について論じた。
A5判 196頁 ISBN978-4-7610-0916-8 2017年3月刊行 定価(本体2,200円+税)